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勝手にしやがれHeyしすたー

勝手にしやがれHeyしすたー

あき


あき





   ぱあこが、参観「あきのフェスティバル」で発表した紙芝居です。




   
   あるところに、すてきなこうえんがありました。

   みんなは、しぜんこうえんとよんでいます。

   さっちゃんは、ようちえんです。

   あるひ、せんせいが、「みんなでしぜんこうえんにいこう」といい、
   「さ、おべんともっていこ。せんせいのうしろ、ついてきてね」といって、
   みんなしゅっぱつしました。

   ちかくのとき、せんせいが「きっとはっぱがへんしんしてるよ」

   「さっちゃん、そんなことないとおもう」

   しぜんこうえんがみえてきます。




   
   とことこ。たった。とことこ。たった。

   つきました。ピピー。

   せんせいのふえで、とまって、さっちゃんがしたをみると、「あ。いろちがう!」

   はっぱは、あかやきいろにいろづいていました。

   「さ、あそんでいいよ」

   せんせいがいうと、みんなゆうぐにとびつきました。

   おちばをひろっている子も、どんぐりをひろっている子もいます。

   くさばなであそぶ子もいます。

   がたん。ごとん。シーソーであそぶ子は、「わあい。きゃあ」といったりさけんだり。

   ぶらん。ぶらん。ぶらんこの子は、「のりたい。のりたい」「おしてあげる」
   「ぼくも」と、さわいでいます。

   しゅう。すべりだいの子。「じゅんばんまってね」「まだかな」

   てつぼうの子。「できた!」「やった!」うれしそう。




   
   「みんなあつまって」せんせいがいうと、すぐみんなあつまります。

   「おべんとだして、せえの、いただきます」といって、「ゆうぐのそばもいいよ」
   で、みんないどうしてたべました。

   りーん。りーん。ころころりー。がちゃがちゃ。

   「音がいっぱい・・・」さっちゃんがいいました。

   ぱくもぐ。ぱくもぐ。

   さっちゃんはいつもより、はやくたべおわりました。

   てで、こおろぎをつかまえて、せんせいにほいとみせた子がいて、さっちゃんは
   いいなあとおもって、とってみて、みんなにみせると、「すごい!」っていった
   子が大かったけど(間違い・笑)、一人だけ、「ぼくもできる」と、いった子が
   いました・・・。




   
   「まって。まって」
   そういいながら、とんぼをおいかけるさっちゃん。

   でも、とんぼは、びゅーんといってしまって、さっちゃんは、「う、う、うわーーん」
   と、ないてしまいました。

   せんせいが、はしってきて、なみだをふいてあげて、どうしたのかきくと、
   「とんぼがいっちゃった・・・」
   「あのね、とんぼをつかまえるの、むづかしいから(〈づ〉じゃなくて〈ず〉だね)
、    つかまえられなくてもいいの。わかった?」

   「・・・うん」




   
   (で、これが裏に描いてあった、おまけの絵です。
   裏に描いても見えないじゃーん。しかも妙に力入ってる気が。・笑)




   
   たったったった。たったったった。

   すぐおうちにかえって、「ただいまー」
   「ねーおえかきしていい?」
   そして、とんぼをじょうずにかきました。

   「ねーこれかざって」
   「いいよ」




   
   おかあさんがへやにかざると、え1まいだけなのに、とてもにぎやかになりました。

   もうすぐおとうさんが、かえってきます。




   
   おとうさんがかえってきて、「ただいまー」

   「おかえりー」
   「ねーおとうさんみてみて」
   「ん? いいよー。お、すごいなー」
   「じょうずでしょ。かいたらすぐかざってっていうんだもの」

   「あはははは」
   「うふ、あはははは」


   おしまい




   (04・12・07)


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